「ダブルスラブオ」の意味
ダブルスラブオは、カラコンの中でも乱視カラコンだけに使われる用語です。乱視用のコンタクトレンズで使われる言葉で、レンズの構造を意味しています。
乱視は黒目の形状が球状ではなく、楕円状になっていることによって縦横の結像がずれて発生する屈折異常です。コンタクトレンズを使って球状に補正して、見えるようにします。そのためコンタクトレンズの向きが重要になります。
ダブルスラブオはレンズの上下が薄くなっていて、左右の厚みがある構造です。その厚みの違いによって、瞬きをした時に向き水平に決まります。左右の軸に補正がかかることで、正しい結像が可能となり、見え方が改善します。
乱視カラコンを買う時にこのような機能を求める場合には、覚えておくと良いでしょう。
このほかにも向きを固定する構造はあるので、これだけではありません。重要なのは乱視カラコンのパッケージに書かれているAXISの値と自分の補正が合っていると言うことです。
乱視カラコンの意味とプリズムバラストについて
乱視カラコンは、乱視の矯正をするために角膜の歪みと逆の歪みを持っている商品を正しく向き合わせて入れて、歪みを消します。
このために、乱視カラコンのコンタクトレンズは、トーリックコンタクトレンズと言われる特殊形状をしているでしょう。
使う時には乱視の解消とカラコンのお洒落を楽しめると意味があります。プリズムバラストデザインの採用をしているこのようなコンタクトレンズでは、シードの1daypure潤いプラス乱視用などがあるでしょう。
他に、ボシュロムのメダリストワンデープラス乱視用もあります。クーパービジョンのバイオフィニティトーリックなどもあるのだそうです。
プリズムバラストデザインは、レンズの上が薄く、下は厚みがある作りになっています。その重さがレンズの回転の抑制になるように出来ています。
レンズの厚いところが重りになり、下を向くという効果がありますけれども、瞼からの圧力でも回転を止めることが出来ます。